2023-2024年度
国際ロータリー会長テーマ

第2500地区 第6分区
帯広東ロータリー・クラブ会報
【2023-2024年度】
会長/池田 誠
幹事/加藤 肇
メディア委員長/角 高紀
■創 立:1984年6月15日
■認 証:1984年6月18日
■例会日:毎週火曜日 12:30~13:30
■事務局:〒080-0013 北海道帯広市西3条南9丁目23 帯広経済センタービル東館3F ℡(0155)25-7347
■例会場所:ホテル日航ノースランド帯広 ℡(0155)24-1234
第1835回例会(令和6年3月19日㊋ 於 ホテル日航ノースランド帯広)
会長挨拶
IM(インターシティーミーティング)都市連合会はその年度のガバナー補佐主催でホストクラブはガバナー補佐が所属するクラブが中心に開催されます。しかし、その前はIGF(インターシティ ゼネラル フォーラム)都市連合一般討論会と言う名称でした。このIGFの最終年度は帯広東クラブの長谷川晃三PGの1989-90年度までです。そして翌年1990-91年度七戸幸夫PGの時からIMになりました。(旭川北RC)内容についてはまだ調べていませんので省略させて頂きますが、これらの資料はロータリー文庫を参考にしております。歴代ガバナーのガバナー月信を見ることが出来ます。是非参考にして頂ければと思います。
会務報告
ニコニコ献金
プログラム
【みんなと学ぼう…ともに「共鳴塾」設立について】(出席・プログラム委員会)
共鳴塾設立の趣旨は、選挙における投票率が下がっていることに対して心配があり、投票率を上げるために活動していくということになっています。趣旨に賛同する元帯広市議の野原一登氏、同じく元帯広市議の稲葉典昭氏と共鳴塾を設立することにしました。スライドの1ページに「あなたはおまかせの人生を選びますか?」と書かせていただきました。投票に行かないことは誰かに任せますよということになるということです。
全国的に選挙の投票率は下がっている傾向がありますが、実際に前回の帯広市議選においても投票率が50%を割ってしまっている現状があります。50%を割っているのに議会で市議が自信を持って発言できるのだろうかという懸念があります。また、先ほどおまかせということを話しましたが、現実には帯広市政に対して意見のある市民は多くいらっしゃいますので、意見があるのであれば先ずは選挙で投票へ行ってもらいたいという願いがあります。そこで、投票率を上げるために我々3人が市議OBとして何ができるかということで、共鳴塾を立ち上げさせていただきました。
メディアに対しても我々の活動を発表させていただきまして、北海道新聞、十勝毎日新聞、毎日新聞の地方版には取り上げていただきました。しかし、政治的な論点は持っていないことをお伝えしておきます。
投票率が低いと組織票を持っている候補者が有利になるということがあります。市民の声を代表する市議会議員を選ぶことができなくなるのではないかという懸念があります。また、市民の権利である選挙投票へ行く人の数が減ってしまうことは世論無視の政治運営になる傾向が強くなっていき、それ自体が民主主義の危機となります。また、一部の人の支持だけで当選ができ易くなり、偏った政治運営になりやすいことが挙げられます。
帯広の選挙の投票状況を一覧で示します。前回の市長選挙の投票率は45.5%となっており、過半数を割っている状況があります。当選した市長が自信を持って行動してもらうためには少なくとも50%以上の投票率が必要だと考えています。地方の自治体においては、候補者が不足している問題がありますが、前回の帯広市議選においては多くの候補者が擁立されています。皆さんもご存じの通りメディアにも多く露出されたにも関わらず、投票率が45%と前回の49.4%から下がっていることは大きな危機感を持つべきだと考えています。この状況は候補者だけでなく、市民においても責任があるのではないかと思っています。帯広市は一般会計予算、特別会計予算、企業会計予算を持っており、年間1500億円以上の財政を動かしています。このことについて、市民の皆さんの関心を強く持っていただきたいと思っています。
年代別の投票率については一般的なデータですが、40代から60代については比較的高くなっていますが、70代、若年層については低い状況があります。10代においては35.4%と大変低い状況ですが、投票権を持ったばかりの世代ですので、本来は高くならなければなりません。このような矛盾がおきないようにしなくてはならないと考えています。
次の資料は選挙を棄権した理由を挙げています。これらの理由で投票に行かないというのはもったいないと思います。高校3年生が投票権を持っているのにも関わらず、投票率が下がっているのは問題です。若い世代へ政治に関心を持ってもらうようにしていかなくてはならないと思っています。
投票率を上げるために何が必要かということをある資料から引用しています。期日前投票が当たり前の時代になっているはずですので、棄権するのではなく、期日前投票を有効に活用していいただきたいと思っています。
次に選挙を候補者側の視点で説明いたします。選挙には供託金が必要になります。市議会議員選挙は現在30万円となっています。ただし、供託金は一定の票を取れば、戻ってくるものです。また、公費負担の制度があり、帯広市議選の場合は約80万円程度、ポスターやビラなどの経費を負担してもらえることになっています。世間でお金のかからない選挙が理想という話もありますが、自身の思いを伝えるためには一定程度のお金がかかります。私の場合はネットの時代ではありませんでしたので、新聞を発行しています。昭和62年から28年間で227号発行しています。発行費用で年間150~200万円程度かかっています。
こちらは私の市議時代(30年前)の一年間の給与状況を記録したものです。決して当時でも今でも総額だけで言えば低い年収ではありません。私は新聞発行などでそれなりにお金を使っていましたが、市議の報酬が高いか低いかということは、市民の皆様の考え方かと思います。これまで話したことを共鳴塾ではお話しし、また講師の方にも話をしてもらいながら運営してまいります。定員30名のところ現在38名ですが、希望される方はご参加いただきたいと思っています。ご清聴ありがとうございました。
閉会宣言
点鐘
次回プログラム予定
令和6年3月30日(土) 「RI第2500地区第6分区IM」 (SAA)