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帯広5RC・芽室RC・音更RC 合同例会

於  北海道ホテル

総合司会 ~ 帯広西RC 朴 SAA 点鐘 ~ 帯広西RC 森 会長

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ただいまより、帯広ロータリークラブ第1904回、帯広北ロータリークラブ第3193回、帯広西ロータリークラブ第2550回、帯広東ロータリークラブ第1909回、帯広南ロータリークラブ第1485回、そして根室ロータリークラブ第2953回をはじめとする各クラブ合同によります合同例会を開催いたします。

本日は多くの会員の皆さまにご出席をいただき、心より感謝申し上げます。それぞれのクラブの節目となる例会を、こうして合同で開催できますことを大変うれしく思っております。

どうぞ最後までよろしくお願いいたします

ゲスト紹介 ~ 帯広西RC 森 会長 ~ 写真家 長倉 洋海 様

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ゲストをご紹介いたします。写真家の長倉洋海様です。後ほど。ご考案いただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

会長報告 ~ 帯広西RC 森 会長

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森会長 会長報告(要約)
皆さん、こんにちは。本日はお足元の悪い中、七クラブ合同例会に多くのロータリアンの皆さまにお集まりいただき、心より御礼申し上げます。
本日の例会は、国際ロータリー2月の月間テーマ「平和と紛争予防・紛争解決月間」に沿って進めさせていただきます。ロータリーが平和の推進において担っている役割は、大きく四つあります。
一つ目は、疾病との闘い、水と衛生、母子の健康、教育支援、地域経済の発展などを通じた実践活動です。これはグローバル補助金を活用した国際奉仕活動にあたります。
二つ目は、ロータリー平和センターを通じて毎年多くの平和フェローを育成し、平和の担い手となる人材の世界的ネットワークを築くことです。
三つ目は、紛争地域におけるポリオワクチン投与のための人道的停戦の交渉など、ポリオ撲滅活動です。昨年度、当クラブでも取り組み、地区大会でも実施いたしました。
四つ目は、紛争後の復興や平和構築に積極的に関与し、他団体と連携しながら永続的な変化をもたらす活動です。
現在、ロシア・ウクライナ戦争やイスラエル・パレスチナ問題など、世界各地で紛争が続いております。年明け早々にも国際情勢を揺るがす出来事が起きるなど、不安定な状況が続いています。こうした時代だからこそ、世界中のロータリアンが地道に続けている平和への取り組みに目を向けることが重要だと感じております。
本日はそのテーマにふさわしい講師として、釧路在住のフォトジャーナリスト、長倉洋海様をお迎えいたしました。長倉様はかつて時事通信社の報道カメラマンとして活動され、その後フォトジャーナリストとして世界各地の紛争地を取材してこられました。数々の受賞歴をお持ちで、2015年には故郷に「長倉世界軸」を開設し、世界と出会う場づくりにも取り組んでおられます。高校生向けの講座開催など地域への貢献も高く評価され、昨年は釧路文化賞を受賞されました。
長倉様の貴重なご体験を通して、2月のテーマである「平和と紛争予防・紛争解決」について、皆さまとともに考える機会にしていただければ幸いです。なお、本日は関連書籍・写真集も会場外で販売しておりますので、ご関心のある方はぜひお手に取っていただければと思います。
以上、会長報告とさせていただきます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。

会務報告 ~ 帯広西RC 菊池 幹事

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①・帯広南RC、2月16日(月)の例会は、休会と致します。
 ・帯広西RC、2月19日(木)の例会は、休会と致します。
 ・帯広南RC、2月23日(月)の例会は、祝日のため休会と致します。
 ・帯広東RC、2月24日(火)の例会は、休会と致します。
 ・帯広北RC、2月27日(金)の例会は、休会と致します。

② 帯広北RC、創立記念夜間例会開催のご案内
          日 時 2月20日(金)午後6時30分
          場 所 ホテル日航ノースランド帯広

③ 帯広西RC、創立記念夜間例会開催のご案内
          日 時 2月26日(木)午後6時30分
          場 所 北海道ホテル

④ RI第2500地区第6分区都市連合会【IM】開催のご案内
          日 時 3月28日(土)午後2時(受付:午後1時より)
          場 所 北海道ホテル
          ※尚、帯広東RC、3月24日(火)の繰下げ例会と致します。
帯 広RC、3月25日(水)の繰下げ例会と致します。
帯広西RC、3月26日(木)の繰下げ例会と致します。
             帯広北RC、3月27日(金)の繰下げ例会と致します。
             帯広南RC、3月30日(月)の繰上げ例会と致します。

プログラム  ~ 帯広西RC 長平 国際奉仕委員長

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講師経歴紹介 ~ 帯広西RC 長平 国際奉仕委員長

本日は、「平和構築と紛争予防」というテーマにふさわしい、特別な講師をお迎えしております。世界各地の紛争地や危険地域を取材し続けてこられた写真家、長倉洋海様です。

長倉さんはこれまで、アフガニスタン、レバノン、カンボジアをはじめとする多くの紛争地域に身を置き、そこで生きる人々の姿を写真と言葉で世界に伝えてこられました。銃弾が飛び交う最前線、爆撃の爪痕が残る街、家族を失った子どもたち――まさに命がけでシャッターを切り続けてこられた方です。

少しご経歴をご紹介いたします。1952年、釧路市生まれ。釧路湖陵高校、東海大学法学部をご卒業後、1977年に時事通信社に入社。1980年からはフリーランスのフォトジャーナリストとして活動され、世界の紛争地やシルクロード、アマゾン、シベリアなどを取材してこられました。1983年に日本写真協会新人賞、1993年には写真界の直木賞とも称される土門拳賞を受賞。2006年にはフランスの国際フォトジャーナリズム祭に日本人で初めて招待写真家として参加されました。昨年は士幌町文化賞も受賞されております。現在もなお、世界の紛争地に生きる人々を撮り続け、次世代の写真家やジャーナリストにも大きな影響を与えておられます。

本日は「僕が見てきた戦争と平和」という演題で、長倉様が撮影されてきた写真をご覧いただきながらお話を伺います。ロータリーが掲げる平和の推進は、まず「知ること」、そして「心を寄せること」から始まるのだと思います。本日のご講演が、私たち一人ひとりにとって国際奉仕への思いを深め、平和について改めて考える貴重な時間となれば幸いです

「僕が見てきた戦争と平和」 写真家 長倉 洋海 様

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皆さん、改めまして長倉洋海です。洋海と書いて、太平洋の「洋」に海。戦後、日本は海の向こうの世界とつながっていかなければならない――そんな願いを込めて祖父がつけてくれた名前です。子どもの頃は「妖怪」とからかわれて嫌でしたが、いま振り返ると、この名前に導かれるように海を越え、世界を歩いてきました。

私はこれまで67カ国を取材してきました。しかし大切なのは国の数ではありません。無事に帰ってこられたこと、そして現地で出会った人々の思いを日本に伝え続けてこられたことです。若い頃は資金もなく、組織の後ろ盾もない。ひとりで紛争地に入ることも多くありました。そんな私を守ってくれたのは武器ではなく、人でした。現地の人たちが「今日は危ないから外に出るな」「あの道は通るな」と教えてくれた。心を開き、同じ目線で向き合うことが、何よりの安全だったのです。

レバノンでは、パレスチナ難民キャンプの虐殺直後に現場へ入りました。瓦礫の下から家族を探す人々、積み重なる遺体、街に漂う異臭。戦車の音が地面を震わせ、恐怖が空気を支配していました。あのとき感じたのは、戦争はニュースの映像ではなく、誰かの日常を突然奪う現実だということでした。

中米エルサルバドルでは、海岸に打ち上げられた遺体を目にしました。その海は太平洋、日本へと続く同じ海です。こちら側では子どもたちが遊び、向こう側では命が捨てられている。同じ海でつながっているという事実に、強い衝撃を受けました。世界は遠く離れているようで、実は地続きなのだと。

それでも、戦場には希望があります。難民キャンプで出会った少女ヘスース。幼い頃からいつも笑顔を絶やさなかった。家族を失い、明日の保証もない環境の中で、なぜ笑っていられるのか。20歳になった彼女に尋ねると、「周りの人を幸せにしたかった」と答えました。私は写真で彼女の笑顔を撮っていた。しかし、その笑顔の奥にある覚悟や優しさまでは見えていなかった。写真家として、人の心にどこまで寄り添えるのかを考えさせられました。

アフガニスタンでは、指導者アフマド・シャー・マスードを取材しました。戦う指導者でありながら、本を愛し、詩を語り、教育こそが国をつくると信じた人でした。彼は暗殺されましたが、その志は消えていません。私はその思いを受け継ぐ形で学校支援を続けています。教え子の少女ソフィアは成長し、いまは自ら教室を開き、次の世代に学びをつないでいる。蒔かれた種は、必ずどこかで芽を出すのだと実感しました。

コソボでは、焼かれた家の前で再建を始める家族に出会いました。すべてを失っても、人は立ち上がる。野に花が咲くように、命は再び芽吹く。自然の力、そして人間の持つ再生の力を何度も目の当たりにしてきました。

マダガスカルで見たバオバブの木は、空を支えているようにそびえていました。アマゾンの先住民は「私たちが天を支えている」と言います。人間は自然に生かされている存在であり、決して支配者ではない。ところが現代は「自分ファースト」が強すぎる。国も企業も個人も、自分の利益を優先する。その積み重ねが対立や戦争を生むのではないか。だからこそ、近江商人の「三方よし」――売り手よし、買い手よし、世間よし――の精神が、いまこそ必要だと感じます。自分だけでなく、相手と社会があってこそ成り立つという考え方です。

人類の歴史は20万年とも言われます。一方でAIの時代は、まだ始まったばかりです。私たちは生身の人間で、喜びも悲しみも分かち合える存在です。戦争を止められていない現実はあります。しかし、なぜ人は戦うのか、その背景を理解しようとする姿勢がなければ、本当の平和は訪れない。

子どもたちは未来です。ある先住民は「七代先を考えて行動する」と言いました。いまの決断が、七代先の子どもたちにどう影響するのかを想像する。その想像力こそが平和の出発点ではないでしょうか。

私は世界の紛争地で、多くの悲しみを見てきました。しかし同時に、人の優しさ、強さ、希望も見てきました。世界の人々が私を受け入れてくれたように、私たちも互いを受け入れ合うことができれば、平和は決して夢ではない。そう信じています。ありがとうございました。

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謝辞 ~ 帯広東RC 加藤 会長

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ここで、帯広東ロータリークラブの加藤会長より謝辞を申し上げます。

本日は大変貴重なご講演をありがとうございました。67カ国を取材され、無事に帰ってこられたというその歩みの中で撮影された数々の写真を拝見し、そこに写っている「事実」だけでなく、その奥にある「真実」まで伝えていただいたと感じております。

私自身、映像制作の仕事に携わり、ニュースカメラマンとして十勝の出来事を発信してきました。世界へ出るわけではありませんが、「伝える」ということの重みと大切さは強く感じています。単に何が起きたかだけでなく、その背景や思いまで伝えることの重要性を、改めて考えさせられました。

本日、永倉様から見せていただいた世界の現実は、普段ここにいてはなかなか触れることのできないものばかりでした。このような機会をいただけたことに心より感謝申し上げます。

私たちロータリアンとしても、世界のために何ができるのかを考えながら、今後の活動に生かしてまいりたいと思います。本日は誠にありがとうございました。

点鐘 ~ 帯広西RC 森 会長

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