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特別号 帯広ロータアクトクラブ創立50周年記念式典

令和7年5月24日(土) 於  ホテル日航ノースランド帯広
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帯広5ロータリークラブが提唱クラブを務める帯広ロータ―アクトクラブの創立50周年記念式典が行われ、帯広東ロータリークラブからは髙氏 英年 幹事以下7名が出席いたしました。

会長挨拶~榊 留奈 帯広ロータ―アクトクラブ 会長

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 帯広ローターアクトクラブ創立50周年と言う大きな節目を迎えるにあたり、会員一同心より喜びと誇りを感じております。
 1975年の設立以来、本クラブは「奉仕を通じての親睦」というローターアクトの理念のもと、地域社会に根ざした活動を続けてまいりました。
 この50年の歩みは決して現役会員だけの力によるものではありません。歴代の先輩方の築いた礎、ロータリークラブの皆様をはじめとする多くの関係者の皆様の温かなご支援とご指導があってこそ、今日の私たちがあります。改めて心より感謝申し上げます。
 社会の在り方や環境が大きく変化する時代においても、奉仕の精神と仲間との絆は、時代を超えて大切にすべきものです。
 私たちは、先輩方が紡いできた歴史と想いをしっかりと受け継ぎ、次の世代へと繋いでいく責任があると感じております。
 「50年の感謝を未来の希望に」これは、これまで支えていただいたすべての方々への感謝の気持ちを胸に、未来を見据えて新たな一歩を踏み出すという私たちの決意を込めた言葉です。
 この節目を、新たな挑戦のスタートラインとして、地域社会にとってよりよい存在であり続けられるよう、これからも活動に励んでまいります。
 最後になりましたが、日頃よりクラブを暖かく見守り支えてくださっている皆様に、心より御礼申し上げます。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

実行委員長挨拶~倉井 健匠 創立50周年記念式典実行委員長

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 ロータリアンの皆様、自社の社員をロータアクトクラブに入会させたいと思いますか?と言うのは私、企業会員でなく個人会員としてロータアクトクラブに参加しております。
 最初にお話しいただいたのは帯広北RCの中島慎也会員で、「倉井くん、若いからRACに入ってみてはどうだろう、一緒に活動してみないかい?」と誘われ、素敵だなと思い入会いたしました。
 ここで積めることは社会で役立つことはもちろんですが、「成功体験」を一番積めると私は感じております。
 若い世代が、仕事に行きたくない、休みは暇をしている、何もすることがない。家でネット動画を見たりしている若者も多いですが、われわれローターアクターはロータアクトとして、ロータリアンとして誇りをもって休日も、日々の生活も過ごしております。
 皆様のご協力をいただきながら活動しているわけですが、どうしても会員数が伸び悩んでおります。ロータリアンの皆様にはぜひ、企業会員を増やしていただければと存じます。
 お越しいただいたローターアクターの皆様、ようこそ十勝へ、ようこそ帯広へ。遠いところからお越しいただきました。
 この先は、ロータリアンの皆様、ローターアクターの皆様、全力でおもてなしをさせていただきます。
 最後までお楽しみくださいますようよろしくお願いいたします。

祝辞~国際ロータリー第2500地区ガバナー 小谷 典之 様           (代理 第6分区ガバナー補佐 小田 衣代 様)

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 このたび、帯広ローターアクトクラブ創立50周年を迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。本日ここに記念の式典が挙行せられるにあたり、国際ロータリー第2500地区を代表してお祝いを申し上げたいと存じます。
 貴クラブにおかれましては、昭和50年に帯広、帯広北、帯広西、帯広東、帯広南ロータリークラブの共同提唱により創設され、以来、青年男女が個々の能力の開発にあたって役立つ知識や技能を高め、近隣クラブを含むローターアクト会員相互の交流・情報交換や地域社会への貢献に取り組まれてこられたことに感謝いたします。
 一口に50年と申しますが、近年は変化のめまぐるしい時代であっただけに、50年の歴史には様々な出来事があったことと思います。歴代の会長をはじめ理事・役員の皆様やメンバーの方々が、変革の時代を先取りし、先進的な活動を展開され、立派な足跡を残されてこられたことに、改めて深く感銘をしているところでございます。
 いま、国内経済は回復基調と言われていますが、地方では、実感として景気回復を感じられるまでには至っておりません。急激な高齢化の進展、少子化による人口減少の顕在化や、生産年齢人口の落ち込みによる会員数減少が深刻化しており、これらへの対応が、大きな課題となっております。
 会員増強→ファンドレイジング→奉仕括動充実→公共イメージ向上→会員増強という好循環を今後とも継続していただき、ローターアクトとして単なる参加ではなく、企画から意思決定まで主体的に「ロータリーに参画しましょう!誰かのために、あなたのために、自分のために」。5年後、10年後の帯広ローターアク
トクラブのことを見据え、「ロータリーのマジック」を具現化しましょう。
 最後になりましたが、帯広ローターアクトクラブ創立50周年という輝かしい伝統と信用の上に立って貴クラブの更なる、ご活躍・ご発展されますことをご期待申し上げますとともに、メンバー皆様方のご健勝・ご多幸を心からご祈念申し上げましてお祝いの言菓とさせて頂きます。

祝辞~国際ロータリー第2500地区 ロータ―アクト委員長 飛岡 抗 様

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 提唱5ロータリークラブの皆様、ローターアクトクラブOB・OGの皆様、ご来賓の皆様、本日の創立50周年記念、誠におめでとうございます。
 帯広と言えば日本のロータリクラブの創立の中で16番目、2500地区では2番目に創立され90年の歴史と伝統を誇る帯広ロータリークラブがあり、その配下の中で帯広ローターアクトクラブのスポンサーをを務めその後、5RCで提唱クラブとしてスポンサーを務めております。共にアクターのことを常に考え相談に乗ったり、時には叱咤激励をいただいた提唱5RCのロータリアンの皆様、関係者の皆様、地区役員、青少年委員長の皆様のご尽力とご協力に敬意を表するものでございます。
 2022年7月1日よりローターアクトクラブは人頭分担金の徴収が始まり、ロータリーの仲間となりました。年齢制限の部分でも引き上げや撤廃のクラブもあります。今後、ローターアクターはそのままローターアクトクラブで活動を続けるか5RCへ入会するかの選択肢が出来たと思います。
 コロナ禍を経て会員数の減少があり、更に減少すると単一クラブでの活動が難しくなります。12名が単一クラブとして各委員会運営が出来る人数とされています。現在、全道のRACは9クラブ、5年前はロータアクターが145名おりましたが現在は70名、半分です。会員増強をお願いしたい気持ちがよくわかります。
 更に必要なことは「自立」が課題になってくるかと思います。そのためにはパワーハラスメントやセクシャルハラスメントの起こらない環境をいち早く作る事だと思います。ある学校の先生とお話しした際にネットで起きている(問題)事案を聞いたところ、悪口を書く、脅す、嫌がることをする、この3点だそうです。その写真や動画を掲載することで消えることのないデジタルタトゥとして残る事だそうです。その様なことが無いためにローターアクトとしてルールを決めていくことが大事だと思います。
 どうかRCとRACとの懸け橋となるRC青少年委員長・地区委員の皆様の協力のもとお互いの絆を引き続き継続していただければと思います。
今後55年、60年と素晴らしい活動されることを期待いたします。

祝辞~国際ロータリー第2500地区 ロータ―アクト代表 髙松 恒太 様

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 帯広ローターアクトクラブ創立50周年記念を心よりお祝い申しあげます。また、提唱クラブの皆様におかれましても、長年、活動にご理解をいただき、ご指導、ご協力をいただきましたことに深く感謝申し上げます。
 近年の活動におかれましても帯広ローターアクトクラブはいち早く地区補助金を活用し「生理のの貧困支援プロジェクト」を立ち上げ活動したり、ローターアクトの地位向上と自立に向けて、クラウドファンディングを活用した「アクトキッズパーク」の開催と、2500地区の中でも活発なクラブとして全体を牽引していただいております。
 この活力のある帯広ローターアクトクラブ創っていただいた提唱クラブの皆様、ローターアクトクラブの卒業生の礎があってこその活動であると思います。
 「50年の感謝を未来の希望に」先輩方から受け継いだ意思を次の世代にこの先、繋げていただければと思います。

提唱ロータリークラブへ感謝状

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提唱5ロータリークラブ(帯広・帯広北・帯広西・帯広東・帯広南)へ感謝状が贈られました。
東RCは髙氏 英年 幹事が受けました。

歴代会長表彰

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第44代~第48代までのローターアクトクラブ会長を表彰しました。

記念事業報告~創立50周年記念事業実行委員長 遠藤 朋樹

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 2025年5月11日に帯広市立若葉小学校の体育館で実施した、子どもたちと親子が楽しめる「アクトキッズパーク」について、遠藤朋樹 実行委員長から報告されました。

 当日は240名以上の来場者と多数の笑顔が見られる成功イベントとなりました。
内容は子ども食堂や射的、エア遊具、足湯コーナー、クワガタのプレゼントなど、子どもたちの笑顔を目的とした豊富な遊び場を用意しました。

 実施に当たってはクラウドファンディングへ挑戦し 初期目標30万円を5日間で達成し、次に設定した目標60万円も25日で達成、最終目標80万円には届かなかったものの総額795,800円に到達しました。集めた資金はイベント内容の充実やキッズスペースの増設に活用しました。
 これはロータリアンをはじめ地元企業や個人からの温かい支援があってこそ、この支えがイベント成功の基盤となりました

 参加した子どもたちからの感謝のメッセージカードや「またやってほしい」という声が多く寄せられ私たちの喜びとなりました。

 準備や当日の様子は十勝毎日新聞や北海道新聞に取り上げられ、活動の認知度・公共イメージの向上へつながったと思います。

  イベントを一過性のものにせず、地域社会への長期的な貢献へとつなげるための取り組みとして、使用した遊具等を帯広競馬場内「とかちむら」に寄贈して活用してもらうことにしました。こちらのキッズスペースは「アクトキッズスペース」として利用されています。

 提唱クラブの皆様に支えられ、先輩たちの築き上げた帯広ロータ―アクトクラブの歴史と精神を受け継ぎ、次の50年、100年へ向けた活動を展開して地域社会に必要とされ続けるクラブ活動を目指していきます

記念講演~未来に繋ぐバトンを渡そう~                       一般社団法人 青鳥(せいちょう)舎 代表理事 小川 洋輝 様

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 障がい者福祉について、小川さんが掲げる「障がい者の家族が安心して死ねる社会を目指す」という理念を基に、現在取り組んでいる障がい福祉サービス事業の運営、放課後デイサービスの提供、絵本制作などを実際のエピソードを交えて福祉の現状と課題を説明しました。そこには社会の偏見や差別、支援体制の不備などがあり、障がい者と社会との相互理解の促進が必要だという事です。
 また、障がい者雇用の強化やアートを活用した障がい者支援にも注力し、自身が制作した絵本「耳の聞こえないプロ野球選手」の紹介を通じて、障がいを強みに変える可能性を示しました。
 さらに、特別支援学校の新入生に黄色いランドセルカバーを寄贈する活動や、災害協定の締結にも触れ、障がい者がより安全に避難生活を送れる環境づくりの重要さを強調しました。
 帯広を中心に障がい者が暮らしやすい街づくりの促進、地域活動が他の地域や全国に広がり、個人の小さな行動や団体としての社会貢献活動の拡大が、よりよい、様々な人が過ごしやすい社会に繋がる。とお話しいただきました。

記念撮影

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式典参加に皆様で記念撮影。
多くの人が応援してくれる帯広ローターアクトクラブ、これからも楽しく、仲間の輪を広げ、地域に根差した活動を続けて行けますように。

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