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第1811回例会

(令和5年9月12日㊋ 於 ホテル日航ノースランド帯広)
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起立

点鐘

開会宣言〈帯広東RC第1811回例会〉 加藤 武志 SAA

ロータリーソング(四つのテスト)

会長挨拶

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【池田誠 会長】
もうすでにご承知方もいらっしゃることと思いますが、8月のガバナー月信の中で、第2500地区第4分区の中湧別RCが2023年6月21日付けでクラブとしての幕を閉じられたという事です。遠軽RCをスポンサーとして創立し60年近い活動してきました。たいへん残念ではありますが、これまでの活動に敬意を表します。また、2名の会員の方が遠軽RCに入会されロータリアンとして活動していくとのことです。
このガバナー月信ですが、RI第2500地区のホームページに掲載されています。9月号より公式訪問レポートも掲載されておりますので、一度見て頂ければと思います。
また、RI第2500地区RLIの受講受付が開始されました。
RI第2500地区でRLI(ロータリーリーダーシップ研究会)の導入準備が始まったのが、2020-21年度松田英郎ガバナー(富良野RC)の時に葭本(よしもと)パストガバナー(釧路ベイRC)がRLI導入準備委員会の委員長の時からです。RLIについてはまた詳しく話が出来ればと思います。
東クラブでは古川会員と私がパートⅠからパートⅢまでの受講を終了しています。
話は変わりますが、先日の10日(日)に初めて家族でエスコンフィールド北海道に行ってきました。日本ハムファイターズは西武ライオンズに大敗を喫しましたが、天気も良く屋根が開いた状態での試合観戦をしてきました。
このエスコンフィールド。話は色々聞いていましたが今までの野球場と全く違う観点で楽しめる球場となっていました。簡単に言うと360°どこからでも球場内を見ることが出来る、そして飲食店ブースに行ってもいたるところにテレビが設置してあり試合の状況が把握出来る。店によってはカウンターも設置してありその場で食事することが出来るなど野球観戦と言う娯楽を楽しみながらの一つの飲食店のように思いました。そして何より球場内は現金のみ使えないということで、グッズの購入や飲食についてはすべてカードや電子マネーでの決裁です。電子決済のみの飲食店につきましては旭川の買い物公園の一部に杉村太蔵さんがプロデュースした飲食店を中心とする新しい横丁などもありますが、こちらは現金以外にWAON、nanaco、SuicaなどのICカードも使えないとの事です。エスコンフィールドではこれらのICカードも利用できます。その中でファイターズアプリがすごいことになっていました。今まではグッズのオンライン購入、チケット予約位でしたが、エスコンフィールドではこのアプリのみですべて決裁できる事、もちろん使用カードの登録(紐づけ)は必要になりますが。そして一部の飲食店の注文も出来ますし、デリバリーのwoltで観戦している席まで食べ物を配達してくれるといったこともできるようになっています。今後こう言ったキャッシュレス化は進んでいく事だと感じました。これも時代の変化と言ってしまえばそれまでですが時代に取り残されないよう日々勉強していかなければならないと感じました。

会務報告

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【加藤武志 SAA(代行)】

① 帯 広RC、家族野遊会開催のご案内

   日 時 9月17日(日)午前10時

   場 所 帯広畜産大学

    ※尚、9月13日(水)の繰下げ例会と致します。

② 帯広南RC、9月18日(月)の例会は、祝日のため休会と致します。

③ 帯広東RC、移動例会開催のご案内

   日 時 9月19日(火)午後0時30分

   場 所 上川大雪酒造碧雲蔵(帯広畜産大学敷地内)

④ 帯広南RC、夜間移動例会開催のご案内

   日 時 9月25日(月)午後6時

   場 所 北の屋台

⑤ 帯広西RC.、夜間例会開催のご案内

   日 時 9月28日(木)午後6時30分

   場 所 北海道ホテル

⑥ 帯広北RC、9月29日(金)の例会は休会と致します。

委員会報告

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(角高紀 メディア委員長)

来週の例会はメディア委員会が担当させていただきます。上川大雪酒造の碧雲蔵、帯広畜産 大学の敷地内にございます。内容としましては、杜氏の若山 健一郎様に講話と日本酒の醸造工程を説明をいただきながら見学するという内容になっております。碧雲蔵には日本酒のショップがありまして、日本酒も購入できます。当日、試飲は無いですが、ショップで購入されてその場で飲むことはできるということですので、もし、飲まれる方は車に乗らないで来ていただきたく、お願いします。当日はお弁当を用意しておりまして、会場が手狭なため、早めにお越しいただいて、順次昼食をとってもらう形にしたいと思っておりますので、ご協力をお願いします。12時以降に開場する予定です。駐車場につきましては、先日 FAX をさせていただいておりますけれども、畜大の正門から南に400mほど行ったところに入口があります。そこで入っていただくと一番近いということになっております。何かわからない点などありましたら、私宛にお問い合わせ頂ければと思いますので、よろしくお願いいたします。

ニコニコ献金

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(古川 智章 親睦活動委員)

【池田会長】先日、初めてエスコンフィールドに行ってきました。感動的でした。

【曽根一会員】結婚記念日のお祝いを頂きありがとうございました。本日、卓話をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

【角高紀会員】結婚記念日のお祝いを頂きありがとうございました。誕生日に記念品をいただきありがとうございました。

【大池梨華会員】本日のプログラムを担当させていただきます。曽根会員の卓話楽しみです。よろしくお願いいたします。

プログラム

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(職業奉仕委員会)

【趣旨説明】大池 梨華 職業奉仕委員長

今日は職業奉仕委員会の担当のプログラムで曾根会員に卓話の方お願いしてます。最後までよろしくお願いいたします。

【卓話テーマ:終わったはずのモンゴルで】

(曽根 一 会員)

ちょうど先週、モンゴル行ったもんですからタイトルにどう繋がっていくのかなということで、楽しみに聞いていただきたいと思います。
モンゴルでは仔馬のプレゼントする習慣があるんですね。もう12年経ってますから、どうなってるか分かりません。向こうの農家さんに預けて育ててもらってたんですけど、青い風 という名前をつけて、大きくなったら乗ろうかなと思ってるうちに行かなくなってしまいました。

2011年に初めてモンゴルへ訪問してブリッチグループというモンゴルの大手建設会社、15、6社を統括する会社と、炭鉱からロシアへ鉄道を敷く 計画があって、そこに車輛を供給するという会社を立ち上げようということで相手51%、私49%の出資比率で契約を交わしたんですけども、その後行ったらお金ないから全額負担して欲しいとの話になり、この先見通しがつかないという理由でやめました。また、じゃがいも栽培も前の年が不作で、じゃがいもが高騰していたので畑を借りて栽培しました。栽培は成功しましたが、みんな同じことを考えてじゃがいもを栽培されたしまったおかげでじゃかいもの価格が下落して販売は失敗してしまいました。また、建築物耐震審査の会社をつくりました。地元の建設会社などの地元だけは入札に参加できましたが、外国企業は参加させないとなり、結局参加できませんでした。また、石炭輸送事業として、世界最大級の露天掘りの石炭鉱山があるのですが、そこから南へ200km行くと、もう中国なので200kmの間を130tトラックで石炭を運ぶということで、それを事業として20車輛分やろうと、トラックを中国で買うと130tトラックが800万円ぐらいで買えると聞いて、日本でつくったら4000万円かかるということでしたので、1/5で買えるのだから安いものを買うことを決めて、2億5000万円の借金しました。その後コンサルタントからの情報で、モンゴルという国は支払いがいい加減な国だと分かりまして、借金して買うとリスクが大きいのでやめることにしました。

先日3日にローマ教皇のフランシスコという方がモンゴルに初訪問ということで来ていました。私は3日に厳戒体制のなか、モンゴルに行きました。モンゴルには1450人しかカトリックがいないのです。ところが中国には1000万人いるのですが中国とは国交を断絶しているので、その隣のモンゴルまで行って中国の人たちにカトリックに語りかけたいということで、大変得難い体験をしてきました。私は12年前からモンゴルに行って7、8年前にもう事業をやめていたんですけども、前回行ったのは4年前です。今回、モンゴルは非常に経済発展していました。新しい空港が日本のプロジェクトチームで空港が作られていました。今までの空港はウランバートルから15キロ離れたところにありました。今度は50km離れてますが立派な高速道路ができ、時間的には負担にならないためにウランバートルの人口も120万人から160万人になり、モンゴルも50万人増えて350万人になっていました。ホテルや商業ビルがどんどんできており、今回の渡航目的は設立した会社グランドネクサスの閉鎖と銀行口座の解約ということでした。結果として銀行口座は解約しましたが、会社はそのまま残してきました。

マンダフ・ナラン・ドルジスレン(26歳)にお会いしたことで、職業奉仕に繋がる取り組みを見つけることになりました。彼は大学を主席で卒業し、東京工業大学とアメリカ MIT に留学をしたという優秀な方で、電子工学の勉強をされて、大学の修士課程で欠損肢体復元ということをテーマに論文を書きました。実際に3Dプリンタで作りましたという話を聞いて、これは凄いと共感し、支援することを決めました。話を聞かせてもらった翌日に3Dプリンタの代理店で発注しました。

右手の手のひらから上が無い子供さんのために、3Dプリンターで指をつくり、神経が筋肉を動かして手の指が動くわけですけれども、その神経の代わりになるものがそのあたりを感知して3Dプリンタで作ったロボットの指が動くというものを作りました。世界的にはそういうものは既にあるようですが、モンゴルでは初めてということです。鉛筆を持って細かい字は書けないけれども大きな丸を書いたり、線を書いたり、頭を掻いたりできるようになりました。家族は泣いて喜んでいたということで、欠損肢体の方がモンゴルに何千人もいるわけです。大人でも手足不自由な人や怪我を負った人が10万人単位でいるということです。そういった方々へ支援ができるのではないかと思っています。今までのゴムのものは形だけの重たいものになりますが、今回のものはプラスチックで軽くてロボットの手のように動くわけです。そのような話を聞いて、是非応援したいと思いました。3Dプリンタは意外と安く、8万円程度で買えます。今後も関わることになりましたので、またモンゴルへ行くことになります。

マンダフ・ナラン・ドルジスレンのお父さんも優秀な方です。モンゴルの若者たちに日本語教育や日本の文化を教えています。留学をしていたということで日本語が大変達者ですし、中国語もでき、韓国語でも本書いたり、ロシア語も喋れるし、英語も喋れる優秀な人です。

モンゴルとしての事業としては、義手義足の製造で社会貢献していきたいということ。また、コーヒー店の開業ということ。また、マンダフ・ナラン・ドルジスレンのお父さんが若者のコミュニティを作りたいということで勉強会も開いたりしていまして、そこで喫茶店を利用してコミュニティ作りに役立てたらよいかと思っています。私の婿は将来羊を買いたいからモンゴルに行きたいと言ってるし、娘はさっき言ったように植物や本を置いたコーヒーショップ やりたいということですので、またみんなで行くかという話で盛り上がっています。私は今回で29回目のモンゴル訪問で終わりと思っていたら、このような状況になっております。モンゴルで職業奉仕がやれたらよいという気持ちで帰ってまいりました。

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