
第1871回例会
帯広5RC・芽室RC・音更RC合同例会

起立
点鐘
開会宣言 帯広北RC 曽我SAA
ロータリーソング(奉仕の理想)
ゲスト紹介 帯広北RC 村上会長
台北駐日経済文化代表処札幌分処 処長 粘信士 様
会長報告 ~ 帯広北RC 村上会長

みなさまこんにちは。帯広北RCの今年度会長を務めさせていただいております村上と申します。本日の7クラブ合同例会に多数のロータリアンの皆様にご参加いただきまして誠にありがとうございます。さて、この7クラブ合同例会は、歴史を紐解くと、記録が残っているところでは、帯広南RCの創立で1990年2月から市内5クラブ合同例会としてスタートしています。それ以前は4クラブで実施していました。2001年2月に音更RC、2007年2月からは芽室RCが加わり、7クラブの合同例会となりました。途中でコロナによる中止もありましたが、順調に行われていれば今回が第29回、来年が第30回となります。本日の7クラブ合同例会の趣旨は、7クラブ相互の親睦を深めること、昨年に引き続きロータリークラブの国際奉仕の理解を深めることです。国際奉仕とは国際間の理解、親善、平和を推進するために、会員が行う全ての行動を意味します。これらの行動とは書物を読むことや、他国の人を助けることを目的とするクラブの活動を通じ、他国の人々とその文化や功績・願い・問題に対する意識を培うことによって行われます。今回は2026年6月に台北でロータリー国際大会が開催されることを受けまして、台湾への理解をより深めていただたいということで、先ほど紹介しました粘信士様をお招きしました。この講演を機会に台湾のことをいろいろと教えていただくことで、自然と理解を深め、多くの方々が国際大会に参加しやすくなるように、また文化の違いなどによるトラブルや、参加した我々がオーバーツーリズムと言われないように、台湾の皆さんと楽しい国際交流を図ることができるようにとの思いでお越しいただきました。また国際大会の参加ができなくても、個人旅行などで台湾を訪れることもあるかと思いますので、今回の公演を思い出していただいて、楽しい旅行の手助けになることを期待しております。以上、会長報告とします。本日はよろしくお願いします。
会務報告 ~ 帯広北RC 中島幹事

①・帯広東RC、2月18日(火)の例会は、休会と致します。
・帯広西RC、2月20日(木)の例会は、休会と致します。
・帯広南RC、2月24日(月)の例会は、休会と致します。
② 帯広北RC、創立記念夜間移動例会開催のご案内
日 時 2月21日(金)午後6時30分
場 所 居酒屋 秋田
③ 帯広西RC、創立記念夜間例会開催のご案内
日 時 2月27日(木)午後6時30分
場 所 北海道ホテル
④ RI第2500地区第6分区都市連合会【IM】開催のご案内
日 時 3月22日(土)午後2時(受付:午後1時より)
場 所 北海道ホテル
※尚、帯 広RC、3月19日(水)の繰下げ例会と致します。
帯広北RC、3月21日(金)の繰下げ例会と致します。
帯広南RC、3月24日(月)の繰上げ例会と致します。
帯広東RC、3月25日(火)の繰上げ例会と致します。
帯広西RC、3月27日(木)の繰上げ例会と致します。
プログラム

【講師経歴紹介】 帯広北RC 中村国際奉仕委員長
中村国際奉仕委員長より、台北駐日経済文化代表処札幌分処 処長 粘信士様の経歴についてご紹介があり、本日のプログラムの趣旨説明がありました。
演題『台日関係と地方交流について~2026ロータリー国際大会(台北)を前に~』①




講師 台北駐日経済文化代表処 処長 粘信士 様
粘処長より、「北海道から見た台日関係と地方交流」についてスライドに基づいて詳しいご説明がありました。
冒頭、台北駐日経済文化代表処(札幌分処)の役割について、道内の日台親善協会一覧(道内の24都市・地域で成立)、2024年の台湾総統選挙の結果や台湾の国会運営について、総統就任式や総統就任演説の中身(「台湾を団結させ、共に夢を実現しよう」)について説明していただきました。
演題『台日関係と地方交流について~2026ロータリー国際大会(台北)を前に~』②




また、台湾はCPTTP、WHO、ICAO、UN、INTERPOL、UNFCCCなど何れの組織にも参加できていないこと、2022年以降の台湾と北海道の交流について、最近の交流事業について、十勝地域の交流事業について(帯広北高校チアリーディング部との交流など)、友好議員連盟の設立について、青少年交流について(台湾への修学旅行:7校・700名以上)、防災交流について、能登半島地震への人道支援について、2025年1月時点の台湾⇔北海道航空便の相互往来の状況、台湾の観光スポットについても詳しくご説明いただきました。
また台湾と十勝地域の今後の関係性について、「十勝地域19市町村でもっと台湾との地方交流を推進し、友好交流協定を増やす」「十勝地域は北海道の重要な食糧基地であり、台湾とスマート農業の観点からも協力が可能」「台湾で行われる5月の食品展と11月の修学旅行で十勝名物をPRする」といったご提言をいただきました。
講演の結びには、参加者からの質疑応答の時間をいただき、台湾と日本・北海道・十勝間の交流の重要性等について、理解を深めることができました。
謝辞 ~ 帯広西RC 飯田会長

みなさん、こんにちは。帯広西RCの飯田でございます。粘処長、本日は本当にありがとうございました。台湾と北海道のつながりについてお話をいただき、新たな発見があるなど大変勉強になりました。台湾と日本は悲しい歴史を乗り越えて、今では経済的なつながりや、文化的なつながり、相互の友好的な絆を築いております。歴史的にも災害時には、お互いを支援し合う相互関係が続いています。このような関係が、重要な役割を果たしていくと感じています。2026年6月には台北市で国際ロータリーの世界会議が開催されます。本日参加しているロータリアンも、両国の絆を深める一助として、多くの皆様が参加してくれることと思っております。粘処長、本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございました。今後も十勝・帯広のPRをよろしくお願いします。我々も両国の絆が一層深まるような活動を続けていくことをお約束しまして、お礼の言葉と致します。本日はありがとうございました。