第1828回例会
起立
点鐘
開会宣言〈帯広東RC第1828回例会〉 加藤武志 SAA
ロータリーソング(それでこそロータリー)
会長挨拶
【池田誠 会長】
先日、帯広市との開拓姉妹都市(昭和53年5月20日締結)であります静岡県松崎町の深澤準弥町長をはじめとする訪問団26名が来帯され依田勉三翁終焉の地での記念撮影を行いました。
訪問団の皆様に喜んでいただけたのではないかと思います。
さて、早いもので年が明けて1カ月が過ぎようとしております。いよいよ東クラブの創立40周年に向けて準備を進めていかなければならないと考えておりますが、今日の夜に7RC会長幹事会が開催されます。その席上で各クラブの会長へ全員登録のお願いをしてまいりたいと思います。
話は変わりますが、1月は「職業奉仕月間」です。ロータリーの友1月号の中で職業奉仕についての特集が掲載されていました。奉仕の第二部門である職業奉仕について事例も掲載さていますのでまだ読まれていない方はご一読いただければと思います。また、QRコードがあり職業奉仕の手引きをみることが出来ますので是非ダウンロードしてご一読いただければと思います。
最後に前回の例会より令和6年能登半島地震の支援金箱を置かせて頂いておりますのでご協力いただければと思います。
会務報告
【加藤肇 幹事】
① 帯広南RC、2月12日(月)の例会は祝日のため休会と致します。
② 帯広5RC・芽室RC・音更RC合同例会開催のご案内
日 時 2月14日(水)午後0時 会 食
午後0時30分~1時30分 例 会
場 所 ホテル日航ノースランド帯広
登壇者:JICA チャム祐子 様・UniteWorks久保田 様 他
ファシリテーター:NHKアナウンサー 赤松俊理 様
ディスカッションテーマ『十勝で求められる国際奉仕とは』
※尚、帯広東RC、2月13日(火)の繰下げ例会と致します。
帯広西RC、2月15日(木)の繰上げ例会と致します。
帯広南RC、2月19日(月)の繰上げ例会と致します。
③ 帯広北RC、創立記念夜間例会開催のご案内
日 時 2月16日(金)午後6時30分
場 所 ふじもり
④・帯広西RC、2月22日(木)の例会は、休会と致します。
・帯広北RC、2月23日(金)の例会は、祝日のため休会といたします。
・帯広南RC、2月26日(月)の例会は、休会と致します。
※次回例会(2/6)はガバナー補佐公式訪問例会となっております。ZOOMでガバナー補佐に参加いただく例会になっておりますので、よろしくお願いいたします。
ご案内
(深澤佳世子会員)
土木遺産を通して台湾と北海道の交流を深めるツアーを紹介します。平成15年からこのツアーが企画されておりまして、帯広東ロータリークラブの亡くなられた福岡会員から、このツアーに誘いを受けたり色々な話を聞いたことがあるという会員もいらっしゃると思います。現在は娘さんが遺志を引き継ぎこのツアーに参加されています。台湾が日本の統治時代だった頃、八田幸一技師が設計した烏山頭ダムなどは土木遺産、産業遺産として保存されて現在も使用されております。台湾政府も毎年このツアーに参加し、墓参をしているそうです。めったにない機会ですので、ツアー参加のご検討をよろしくお願いします。
ニコニコ献金
(綿貫朋仁 親睦活動委員)
【池田誠会長】先日の松崎町訪問団の記念撮影に参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
【石川博機会員】会員の皆様、今年もよろしく。
【角高紀会員】本日、担当例会になります。藤田淳会員、よろしくお願いいたします。
【藤田淳会員】本日、皆様の時間を頂戴して、発表させていただきます。
プログラム
【カメラ撮影入門】(メディア委員会)
【趣旨説明】(角メディア委員長)
今日はカメラ撮影入門ということで、藤田淳会員から講話をいただきます。藤田淳会員はフジタスタジオを経営されて、自らもプロカメラマンとして活躍されています。私は年1回、フジタスタジオで家族写真を撮っていただいております。とても素晴らしい写真をいつも撮ってもらっているので、今日はそのテクニックを知りたいと思い企画させていただきました。
【卓話】
(藤田淳会員)
本日はスマホの使い方が中心になるかと思いますが、カメラにはコンパクトデジタルカメラ、デジタル一眼レフ、ミラーレスカメラなどがあります。 最近はスマホの性能がよくなってきているので、写真屋さんは大変だねと言われます。受光面の大きさでプロ機とプロ機じゃないものとの差が出てきます。ちょっと前のモデルの一眼レフと携帯カメラ、どっちが性能がいいでしょうかとなるとやはりデジタル一眼レフの方が性能がいいです。やはり大きい受光面に描かれたものが綺麗だということになります。次にドットの細かさという要素があります。携帯でも画素数を売りにされていましたが、あくまで小さい米粒に何個点を書いたかというところをうたっているだけなので、数字にごまかされてはいけません。携帯のカメラも計算能力が高くなっておりますので、そこは素晴らしいところだと思います。
デジタルズームと光化学ズームの違いは寄って被写体を拡大するのと、寄りたい部分を切り取って拡大する(疑似的なズーム)違いがあります。携帯カメラを使う時に指でピッチして大きく取ろうとしますが、小さいものを大きく拡大しているだけですので、実は綺麗ではなくて画像が劣化しております。最近の携帯カメラにはレンズが3つ(標準、望遠、広角)付いており、レンズを切り替えて自動調整しています。
写真映像がどう撮られているかというのは、バケツに水をためる作業だと思ってください。受光面に一定の光を集めることで写真が撮れます。絞り、シャッタースピード、ISO感度という数字の調整で映像が撮れるようになっています。その数字のバランスを変えることで写真に変化をつけていきます。絞りは光を入れる量を少なくしていくことになりますが、ピントを合わせる範囲を絞るようにします。シャッタースピードは光の量を調節します。蛇口で例えると、全開で入れるか、チョロチョロいれるかということになります。シャッタースピードを遅くすると手振れがおきます。ISO感度はレンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかの指標になります。最近の携帯カメラはISO 感度の機能が強化されており、数字の調整の幅が広がってきています。
ホワイトバランスというものが出てきます。人間の目と脳に敵うカメラはいまだに出ておりません。逆に言うと、人の目が優秀だから人の目で見えないものをあえて劣化したカメラでとるから写真の表現が珍しく見えたりすることが写真に興味を持つ人が多い理由です。実はこの会場もオレンジ色の光が降り注いでおります。皆さん手元にお手拭きがあると思うんですけど、これを白と認識しておりますが、人の目は白色に変換して認識しているという次第です。
カフェの壁は茶色のお店が多いです。窓からは青い光が入ってきています。私たち人の目は変換しているので白く見えるのですが、カメラで撮ると青や赤色の光が入って写ります。ストロボを使うときに気をつけているのは太陽光に近いAAAという規格のLEDを使っています。スーパーマーケットの蛍光管は5500ケルビンに設定されていて、そこに赤色の光を追加することで、食材を美味しく見せて購買意欲を出させる工夫をしています。また、北海道の人には青みが入った色よりも赤茶が入った色の方が好まれます。敢えて私たちはカメラが青色に調整しようとしているところに赤みを入れて補正をして好まれる写真をつくっています。
自然の光を使えばきれいに撮れると思っている人が多いのですが、花や景色を撮るときは確かにそうなんですが、私たちはよく逆光をうまく活用しています。このように後ろ側に光を入れるようにしたりしています。このようにするとプロの写真に近づくことができます。ビールや日本酒の瓶などは透過するので後ろに光を入れるととてもきれいに撮れます。この写真は女の子を撮影者の立ち位置を変えるだけで同じ場所同じ光で違う写真を撮ることができます。
目の前にある被写体をどう写真に写しこむか、どう切り取るかを考えることを「フレーミング」といいます。普通に写真を撮るときはその場でアングルを意識しないで撮ることが多いかと思います。この写真のように子供を撮るときは子供の目線に合わせて撮るとうまく撮ることができます。また、女性を撮るときは上から撮った方が美しく可愛く撮ることできます。選挙の写真を撮るときは、当選回数が多い人になればなるほどアングルを下げて撮ることで堂々とした迫力のある写真になります。
それでは皆さん、自分のカメラでテーブルにある水の入ったグラスを撮ってみてください。私の撮った写真をスライドに映していますが、カメラをひっくり返すことでアングルが無くなり、またグラスの下側ギリギリ写るアングルにすることで迫力のある写真になりました。さらに二人で協力していただいて、後ろ側から光を入れることで、光を透過すると浮き出るようないい写真になります。
皆さん携帯カメラで撮るときに気をつけてほしいのは、携帯のレンズは指紋の跡がついているので、必ずふき取ってから撮ってください。
最後に、最近ニュースなどでも個人撮影の映像や写真が紹介されるようになっているように、以前よりも写真を撮る行為が身近になっている時代になりました。皆さんが日常で経験されている記憶に残したい瞬間を写真に撮ることで、皆さん自身の人生を豊かにすることに繋がると思っております。是非今後、写真を撮ることによって人生を幸せなものにしていただきたいと願っております。
閉会宣言
点鐘
次回プログラム予定
令和6年2月6日(火)「卓話」ガバナー補佐公式訪問(ZOOM)(国際奉仕・ロータリー財団委員会)
記念撮影
令和6年1月27日(日)静岡県松崎町の深澤準弥町長をはじめとする訪問団26名が来帯され、帯広東ロータリークラブ創立40周年記念事業である「帯広まちなか歴史案内板」(依田勉三翁終焉の地)の前で記念撮影をいたしました。