第1830回例会
起立
点鐘
開会宣言〈帯広東RC第1830回例会〉帯広RC 伊藤SAA
ロータリーソング(奉仕の理想)
ゲスト紹介 (帯広RC 工藤会長)
UniteWorks 久保田一完様
JICA北海道(帯広) チャム祐子様
社会福祉法人元気の里とかち チャン・ゴックトウイタイン・チュック 様(ベトナム)
株式会社大地 ジエムスラン・オドン 様(モンゴル)
有限会社田口畜産 タン・レイセイ 様(中国)
司会:NHK帯広放送局 赤松俊理様
会長挨拶
会長挨拶
【帯広RC 工藤会長】
皆様こんにちは、帯広ロータリークラブ 今年度会長をつとめさせていただいております、工藤と申します。本日の7RC合同例会に多数ご参加いただき感謝申しあげます。さて、ロータリーの特別月間、2月は「平和構築と紛争予防月間」です。
ウクライナやパレスチナ自治区での惨状は日々ニュース映像で流れていますが、世界に存在する武力紛争の数は100あると言われ、アフガニスタン紛争においては長期にわたり、累計200万人以上の死者数となっています。
紛争が起こる原因は大きく4つ、ひとつは宗教。宗教の違いや同じ宗教でも内部での考え方の違いにより、紛争が起きることがあります。2つ目に民族、民族とは共通の言語や宗教、風習などをもった集団で、この民族の違いによって紛争が発生することがあります。
3つ目は資源。石油などの希少な資源をめぐり、紛争が勃発することもあります。4つ目は政権への不満。ミャンマー内戦は、軍事政権に対する民衆の不満から始まっています。
結果、食糧難に陥り、病気や感染症などが流行し、教育の機会を奪われ、敵対勢力への暴力や性的虐待などが起こります。
ロータリーでは、ロータリー平和センターを運営し、平和のために活動する人材を育成し、グローバル補助金を活用してロータリアンが直接手を差しのべ、紛争地域を支援する関係団体とパートナーシップを結び、平和に向けてのプログラムやイベントを実施しています。
私たちが世界で起きている紛争とその背景を知り、今、どこの国のどのような人が紛争に苦しんでいるのかを認識することで、「私たち自身の支援する意欲」につながると思います。本日のプログラムは平和構築への第一歩として十勝で働き生活している在留外国人の方々と受入れ・支援している現場の方にお話をお聞きし、国際理解と私たちにできる国際奉仕のあり方を考えるきっかけやヒントになればと思います。以上会長報告とさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。
会務報告
【帯広RC猿川幹事】
①・帯広西RC、2月1 5日(木)の例会は、2月14日の繰上げ例会と致します。
・帯広南RC、2月1 9日(月)の例会は、2月14日の繰上げ例会と致します。
② 帯広北RC、創立記念夜間移動例会開催のご案内
日時2月1 6日(金)午後6時30分
場所ふじもり
③・帯広西RC、2月22日(木)の例会は、休会と致します。
・帯広北RC、2月23日(金)の例会は、祝日のため休会と致します。
・帯広南RC、2月26日(月)の例会は、休会と致します。
④ 帯広西RC、創立記念夜間例会開催のご案内日時2月29日(木)午後6時30分場所北海道ホテル
⑤ RI第2500地区第6分区都市連合会【IM】開催のご案内
日時3月30日(土)午後1時
場所 ホテル日航ノースランド帯広
※尚、帯広南RC、3月25日(月)の繰下げ例会と致します。
帯広東RC、3月26日(火)の繰下げ例会と致します。
帯広RC、3月27日(水)の繰上げ例会と致します。
帯広西RC、3月28日(木)の繰下げ例会と致します。
帯広北RC、3月29日(金)の繰下げ例会と致します。
プログラム
【講演】~ディスカッションテーマ~ 「十勝で求められる国際奉仕とは」
【趣旨説明】(帯広RC 高橋国際奉仕委員長)
まずは今日のこのテーマ、十勝で求められる国際奉仕とは、というテーマにさせていただきました。本日は3名の在留外国人の皆様、そして日々その在留外国人のご支援、そして交流をされてる関係団体の2名の方に来ていただいております。この5名の皆さんの声を直接聞いていただいて感じることを十勝で求められる国際奉仕から十勝でできる国際国際奉仕、そんなことを考えられる一助にしていただければと思います。すいません、堅い話になりました。今、こちらに見えられてる3名の外国人の方は他国に来て、このような大きな会場で会員の視線にさらされてます。是非、優しい気持ちで、ここから国際奉仕だと思いながら、温かい目で、皆さんを見ていただければと思いますので、笑顔でよろしくお願いいたします。そして最後です、今年の帯広ロータリーの合言葉、メリーロータリーで締めさせていただきます。それでは本日よろしくお願いいたします。
【要旨】
十勝に住む在留外国人数は2023年6月時点で2991人でしたが、2023年12月末時点では3422人に増えています。そのうち技能実習生が880人となっています。十勝の人口の1%程度が外国人となっています。
外国人が困っている具体例としては、交通手段がないことが多く挙がっています。また、外国人が生活していく中で、ごみの分別の問題、病院での問診の問題や住民票の申請時の問題などの事例が多くあったりします。そういう意味でも外国人にとって、働きやすい環境と住みやすい環境を用意していくことが大切だと考えています。
その中で、企業経営者の方々の役割は重要で、外国人に対する教育研修や社員満足度の向上を重要視していくことが必要になってくると考えています。生活環境のことも含めて教育サポートしていくことが重要であると考えています。
ロータリアンに期待していることとして、外国人に対する支援も必要ですが、交流する機会を持っていただきたいと思います。JICAでは定期的に在留外国人と地域の方々との交流の機会を設けています。先日も森の交流館でカラオケ大会を開催したことがありました。こういう機会に多くの方に参加いただきまして、相互理解を深める場を持っていただきたいと思っています。
【謝辞】(帯広北RC石岡会長)
普段、私たちが接する外国人は米山奨学生くらいだと思います。本日、皆さんの日本語が上手で本当に驚きました。私のクラブメンバーの病院でもミャンマーから来た20名の方が介護師として働いておりますけども、十勝に3000人以上の方がいらっしゃると本日初めて知り驚きました。まだまだ交通の手段とか課題がたくさんあることを認識しました。私たち ロータリアンが国際交流として、できることがたくさんあると感じました。まず在留外国人のことをきちんと理解した上で雇用をする。十勝のことをもっと知ってもらい、交流の場をたくさん作っていくことが必要なことだと思います。今後、皆さんの夢がそれぞれ叶うように祈っております。本日はありがとうございました。
閉会宣言
点鐘
次回プログラム予定
令和6年2月20日(火)「卓話」創立40周年記念実行委員長 大塚正昭会員(出席・プログラム委員会)